現場経験の必要性

  〇現場経験の必要性


こんにちは


ゴールデンウィーク突入ですね。


休むのも仕事のうちかも。




さて、今回は当社の取引先様のこと


について書かせて頂きます。


そこは、設計から部品製作、組み立て、アフターまで、


まさに全てこなされてる機械メーカーさんです。


従業員10数人の会社で、60年以上前からされている老舗です。


特許 1件  実用新案 1件 保有されてます。



ここの会社の特徴として、


社長さん以下全ての方が作業をされてます。


現役で、機械加工をしたり、組み立ての作業などをされてます。


もちろん、設計の方や発注権限者の方も例外ではありません。


先日納品に伺った時は、社長さんが機械のペンキ塗りをされて


ました。ペンキ塗りの作業を軽く見ているわけではありません。


特に、機械内部の部分は、下地の前処理や油の配管といった、


地味ですが大変重要な部分です。






今回私が、重要視したいのは、


「全ての従業員の方が現場で作業をされている」


ということです。


現在では、特に、設計と発注権限者の方が、現場未経験の方が


多数おられます。私は正直いかがなものかと思います。






ここの取引様の図面は、非常に解りやすく、理にかなってます。


公差もh7など常用するはめあいの寸法許容差ではなく、


全て独自で考えた公差が記入されてます。


どのようなところに使われる部品なのか、


また、磨耗などの影響も考慮して設定されてます。


逆に、どうでもよいところ(精度に全く関係ないところ)は、


全く無頓着(適当で良い)です。




工作機械や測定器の進歩に伴い、


公差を厳しくすれば、良い物が出来ると


思っている方が多いようですが、必ずしもそうではありません。


ガタがあっても精度が出るように設計すれば良いのです。


また、磨耗しても使えるように、あらかじめ対策を講じておけば


問題ない部分もあると思います。


全てがこのようにはいきませんが、かなりの部分をこのような智慧で


乗り越えることが出来ると思います。


それがコストダウンにつながります。


しかし、この智慧は現場を実際に経験しなければ得ることは出来ません。


発注権限者の方が、現場の経験に乏しい方なら打ち合わせでお話させて


頂いてもこの部分は通じません。


このことは今後表面化してくる問題だと思います。





各会社のホームページや会社の特徴が書いてあるものを見ましても、


高精度加工の事が全面に書かれてますが、


機械の構造を考慮しての加工はあまり見当たりません。


設計や発注権限者の方は、もっと現場を経験して、その職に就いたほうが、


いいと思うのですが、事情が許さないのでしょうか?




・コストダウンはどこも考えてますが、請求書の合計より他に方法があるのでは?


・発注業者を決める時の方法を見直してみては?



と思ってしまいます。




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